化粧品向け充填・成形機メーカー
株式会社 南陽

スラリー充填成形試験機

スラリー充填成形試験機写真

研究所向けのスラリー充填成形試験機でより生産機に近づけるため、主要な機構は量産機と同じ構造となっています。
充填機構はサーボモーターを使用し、1つのポンプで加圧充填(バック)、定量充填(フロント)ができます。
プレス機構はサーボモーターを使用し、バキュームパットを途中まで高速で位置決め制御を行い、トルク制御に切換えプレスを行います。
充填ポンプは2色用が標準です。

卓上スラリー試験機

卓上スラリーBIM充填試験機写真

研究所向けのスラリー充填成形試験機卓上型です。
プレス圧力はモニターに加圧波形を表示し、量産機との整合性をとっています。
スラリーとはファンデーション・アイシャドウ等の粉末をエタノール、イソパラフィン、水等の溶剤で混合した状態の事です。
バック(BIM)充填とは容器裏面よりスラリーを加圧充填し、溶剤を紙、布を通しバキュームで回収し、仕上げプレスを行います。
フロント充填とは容器上面よりスラリーを定量充填し、予備、仕上げプレスで、溶剤を紙、布を通しバキュームで回収します。
バック充填、フロント充填共に、仕上げプレス後に乾燥工程を経て製品となります。

スラリー製品卓上乾燥機

小型スラリー製品卓上乾燥機写真

スラリー卓上試験機、生産機等で試作生産された成形品を乾燥する小型乾燥機です。
特徴は熱風の庫内循環方式ではなく、外部で加熱された温風を庫内下部から噴出し、庫内上部から噴出廃棄します。
設定温度は40~65℃で、特に研究開発用途に適しています。
生産用乾燥機の場合は大型で、揮発溶剤混入排出ガスを冷水循環コンデンサー方式で溶剤を液化回収し、防爆対策と環境汚染を解消します。

卓上落下試験機

卓上スラリーBIM充填試験機写真

乾式、湿式、口紅類の落下試験機です。
研究所での試作開発、生産現場品質確認、得意先受け入れ検査の落下試験方法が統一されず問題が発生しており、得意先の要望で開発されました。
落下高さが自由に設定でき、バキューム吸引と容器クランプ方式によりワークを固定します。
落下高さは10~70Cmで試験体が水平、垂直に落下し、測定者の個人差が全くありません。

バックインジェクション セミオート

バックインジェクション セミオート写真

1990年に開発製作販売された初代の湿式(スラリー)多色充填機で全世界に100台以上の納入実績があります。
アイシャドウ等の粉末を、エタノール、イソパラフィン、水等の溶剤で混合したスラリー状化粧材で成形します。
バック(BIM)充填とは容器裏面充填孔よりスラリーを多色同時に加圧充填し、溶剤を紙、布を通しバキュームで回収し製品となります。
安価な小ロット生産エアー駆動方式のセル生産機です。